天若湖アートプロジェクト「あかりがつなぐ記憶:森と水の旅」です。
お友達の河川レンジャー崎谷さんのお誘いで、「天若湖アートプロジェクト」に初めて参加します。
2005年より始まった「天若湖アートプロジェク」とは、現在、日吉ダムがある場所には、かつて「天若(あまわか)」という村があり、ダムに沈んだ村のあかりを一晩だけ湖面に再現する「あかりがつなぐ記憶」を中心とした、アートによる、かつての暮らしと現在をつなぐ試みです。
そのアートプロジェクトのバスツアーに参加しますが、バスツアー主催団体の NPO法人・近畿水の塾に 公益財団法人・河川財団の助成が有るそうで、JR二条駅と現地の送り迎えをして頂いて何と無料でした。
以上があらましの説明ですが、バスツアー前半の「南丹市日吉町郷土資料館」です。
集合場所、JR二条駅。右のバスに乗車します。
南丹市日吉町郷土資料館に到着。
館内撮影禁止のため玄関のみ。
中庭から日吉町郷土資料館。
日吉町郷土資料館には古民家が移築されていて、こちらは旧湯浅孝氏民家。
建立年代の確定できるものはありませんでしたが、屋根裏に残された柱暦などから19世紀中ごろの造営と推測されます。
また、大黒柱下部の仕口穴には、寛永通宝(かんえいつうほう)と、乾隆通宝(けんりりゅうつうほう)の古銭が納められていました。
当民家では、移築後のさまざまな体験型のイベントや、展示などの利用を目的 として、使いやすいように工夫されています。
また、屋根裏の構造などがよくわかるように、階段および見学台を設置して上がれるようにしています。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
屋根裏に納められた棟札(むなふだ)に、文化8年(1811)の造営とあり、建立年代が確認できます。
同年には当家の先祖が、この地域における有力な姓の一つである湯浅姓の家紋である九曜紋(くようもん)とともに免許されています。
又部材の痕跡からは、建物の使われ方が、大堰川上流に分布し「たて食い違い型」平面を特徴とする北山型民家の古製として、共通していることが確認されました。
なお、当民家には当地を中心として収集した生活用具を展示しています。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
旧湯浅孝氏民家。
旧湯浅治氏民家。
日吉町郷土資料館。
柿が実付いています。
手前に旧湯浅孝氏民家、奥に旧湯浅治氏民家。
旧湯浅治氏民家。
出発の時間です。
日も暮れかかり日吉ダムに向かいます。