日本書紀に「猪甘津に橋を渡し小橋と号す」との記載が有り「つるのはし」はその古跡とされ、記録に残る日本の橋としては日本最古の橋です。
周辺の河川は長年の河川改修で川の位置や地形など大きく変化してますが、此処に流れていた頃の平野川(旧大和川)に架けられた橋で、1874年の平野川浚渫時に木橋から石橋に架け替え、その時の親柱を記念に残し大きな橋跡の碑が建てられ、行政などで「つるのはし跡公園」との呼称が有るので、大阪市で公園管理がされてる様です。
周辺の地名「鶴橋」「小橋」などの由来ですが、「鶴」に付いてはこの辺りで多く見られたと書かれた資料が多々有りますが、私は以前から鶴ではなく「白鷺(オオサギ)」だと考えますが如何でしょうか。
つるのはし跡
桃谷本通商店街のアーケド西端を抜けた所に「つるのはし跡」。
周辺には水害に備え嵩上げされ蔵を備えた古民家も残ってます。
つるのはし跡公園から少し北「弥栄神社」。