港区築港まで来た以上赤レンガ倉庫も見て置きます。 築港赤レンガ倉庫は、1923年10月に住友倉庫によって建設され、西区本田の赤レンガ倉庫が取り壊された今では大阪に残る数少ないレンガ建築です。
持ち主の住友倉庫から移管された大阪市は歴史的建造物として保存活用を図っていく方針の様ですが、明確な活用プランなどは定まってない様です。
対岸の港大橋や一角に在る住友倉庫所有の「海岸通ギャラリー・CASO」と合わせて、素晴らしい景観を醸し出し、可能性を大いに感じさせる景観資源では有るんですが。
築港赤レンガ倉庫、北側。
住友の社標。
なんでしょうか。
現在は、倉庫としては使われてない様ですが。
この庇状の屋根は、トタン製で後付けの様ですね。
南側、つまり海岸側に廻ります。
港大橋が見えて来ました。
随所に案内版が設置して在ります。
右、北側の旧200倉庫は2階建、高さ13m、延床面積4500㎡。
左、南側の旧300倉庫は1階建(建築時2階建)、高さ13m、延床面積2,800㎡ 。
倉庫の間と両脇にかつては臨港鉄道が走っていたそうです。
赤レンガ倉庫は2棟あります。
南側、海側です。
海沿いの左側はBBQ場などに使用されてる様なんですが。
南側。
蔦が・・・。
安藤忠雄事務所設計の「親水護岸」および「人工地盤」。
テキサ スBBQ「HIDAY'S」
などに使われています。
遠くに南港コンテナ埠頭のガントリークレーンが見えます。
港大橋。
トラス橋としての中央径間510mは日本最長で、世界第3位の長さ。
港大橋。
上下2層のダブルデッキ橋、上段が16号大阪港線、下段が5号湾岸線。
海岸通ギャラリー・CASO。
港住吉大社。
1842年3月18日、大阪城代酒井雅楽頭が幕命を受けて摂津国一宮の住吉大社より分霊を戴き、住吉社神人橋本光忠により天保山(目印山)に創祀された大社です。
という事は、幕末には人が住んで集落が形成されていたんですね。