昨年5月、竹工芸で初めて人間国宝に認定された生野祥雲斎の生地大分県で始まった巡回展、メトロポリタン美術館に収蔵され日本の竹工芸「アビー・コレクション」として初めての里帰りだそうです。
昨年12月21日から始まった大阪市立東洋陶磁美術館の名品展では、大阪の誇る現代作家・四代田辺竹雲斎氏によって巨大な竹のインスタレーションが新たに制作され美術館の吹き抜け空間に展示、また東洋陶磁美術館らしく当館が所蔵する鮮やかな色彩の京焼を中心にさり気無く置かれ、どちらかと言えば色彩表現に乏しい竹工芸に華やいだ雰囲気を与えています。
天井まで届く巨大な竹のインスタレーション四代田辺竹雲斎作「GATE」。
野々村 仁清。
窓の外は堂島川。
夏に成ると堂島川沿いの立ち木に絡みついたノウゼンカツラが赤い花を付けます。