東遊園地『公園管理事務所』

 東遊園地は、1868年神戸居留地の外国人の為の西洋式運動公園「外国人居留遊園」として始まったと言う事はこの前の記事で書きましたが、その広さは東遊園地より北に神戸市役所を越えて三宮辺りまで有り、その運動公園全体が外国人居留地の一部だったと言う事で赤レンガ造りの洋館も何棟か残されていて、現在の東遊園地の場所には社交クラブの「神戸クラブ」とスポーツクラブの「神戸レガッタ・アンド・アスレチック・クラブ」が建っていて、別の地に移転後その意匠を模した建物が建てられていてその一棟が「神戸クラブ」の特徴を残したこの「公園管理事務所」。

 建築物の保存方法には色んなアプローチが考えられますが、そっくり同じ形態の建物を建てた訳では無いので色々意見も有りそうですが、私は肯定的に感じてます。

 

後のタワーマンションは「アーバンライフ神戸三宮ザ・タワー」。