東遊園地『慰霊と復興のモニュメント』

 三宮駅からフラワーロードを南に目的地の神戸税関まで後少し、阪神高速3号神戸線高架橋手前西側の「東遊園地」

 遊園地と言ってもテーマパークなどでは無くて、1868年神戸居留地の外国人の為の西洋式運動公園「外国人居留遊園」として始まったのが遊園地と言われる由来です。

 その遊園地に阪神・淡路大震災の犠牲者の慰霊と市民への励ましを目的に2000年に設置されたのが、レンガを積み上げた小さな古墳の様な、アート作品でも有る「慰霊と復興のモニュメント」

  作者は彫刻家の楠田信吾さん

  作品名「COSMIC ELEMENT」

  作品コンセプト「自然との共生」

 地下の迷走空間には、震災で犠牲に成られた方々のお名前、通路には建設資金寄付に応じた方々のお名前が刻まれた金属プレートが掲示されています。

 

地下の瞑想空間に向かいます。

建設資金募集に応じた方々のお名前がプレートに刻まれています。

地下瞑想空間。

落水が蓄えられた天井空間。

遺族に承諾を頂いた震災犠牲者のお名前が刻まれたプレート。

水は新しい命の象徴、復興へのエネルギーを現します。