大阪歴史博物館の特別展「勝矢コレクション刀装具受贈記念 決定版・刀装具鑑賞入門」です。
刀装具とは、刀剣が入っている拵(こしらえ)に付属する部品すべてを指し、刀剣の拵は洋服と同じで時代背景や流行に合わせ変化して行き、それらは各分野工匠の高度な技が結集した美術工芸品とも言えます。
昭和を代表する刀装具コレクター勝矢俊一さんが無くなった後、相続された次男・勝矢寛雄さんがご自身の相続分927点を2018年大阪歴博に一括寄贈され、その中から厳選された200点が今回の特別展に展示されています。
今回は元日本根付研究会会長・渡邊正憲さんの根付寄贈品「受贈記念・渡邊正憲 根付コレクション」と、装剣金工・阪井俊政さん作の刀装具展示とが併催されてます。
会場手前に売店。
コレクターの勝矢俊一さん。
ただし寄贈されたのは次男の勝矢寛雄さんで、勝矢俊一さんコレクション全体の半分だそうです。
「拵」解説用に展示されてる日本刀。
真剣らしく写真に撮ると刀身が黒く映ってます。
刀の鍔と云うと思い出すのが十字架を仕込んだキリシタン鍔ですが、今回の展示品には見当たりませんでした。
素材が分厚く、実用性を重んじた江戸初期の鍔。
雨を降らす龍の象嵌。
江戸時代初期の分厚く実用性を重んじた鍔。
いかにも繊細な透かし彫りの鍔、江戸時代末期ですね。
矢羽根。
小柄。
小柄。
小柄。
小柄、團十郎。
目貫。
縁頭。
縁頭。
縁頭。
根付。麒麟です。
根付。関羽。