「渡辺の綱・駒つなぎの樟」楠龍王大神社の大樟木を挟んで東側に小さなお社が鎮座していて、2000年まで同地で操業していた日本製紙都島工場内にお祀りされていた「楠玉神社」です。
2000年3月、前身の帝国製紙が1914年創業以来の歴史を閉じた際、この地に遷座されたお社で工場構内にお祀りされていた際には周辺のお社と合わせて5社が合祀されていて、狛狐が一対置かれて居たり正面の狛犬基部に職工一同と彫られて居たりします。
ご祭神の「楠玉大神」と言えば靭公園の「楠永神社」にも楠木が御神体として合祀されていて、日本製紙都島工場内にもご神体と言えるような大楠が有ったんでしょうか。
2001年の遷座なのでまだ新しさを感じますね。
神乃子稲荷大神も合祀されてるので狛狐がいます。
後に「楠街道開肇記念之碑」が建ってますが、「楠街道」とはどこに有るのか不明。
「楠街道開肇記念之碑」の裏書。大正元年の銘が入っています。
日本製紙時代の鳥居扁額の様です。