冬の京都・新春洛東パワースポット巡り『春日通り』

 「冬の京都御苑自然教室」終了後、京都散策に向かいます。

 今回は、冬の京都『新春洛東パワースポット巡り』コースを以下のように設定、卯年らしく岡崎神社(ウサギ神社)を中心にパワースポットを巡ります。

京都御苑閑院宮跡・解散昼食→京阪神丸太町駅を北→春日上通りを東→聖護院→聖護院八つ橋→須賀神社(交通神社)→浄土宗大本山黒谷金戒光明寺(京都守護職本陣旧跡)→岡崎神社(ウサギ神社)→岡崎別院→丸太町通り→岡崎通り→平安神宮冷泉通りから琵琶湖疏水を西に→川端通り(鴨川)・京阪神丸太町駅→京阪京橋駅解散

 前回秋のパワースポット巡りよりも高低差が有りますので、2㎞強位距離を歩く事に成ると思います。

 

川端通り」から冬の鴨川。f:id:jotoyumekoi:20201217015912j:plain

 京都御苑を出た辺りの「丸太町通り」の揚げ物屋さんで、コロッケを何時もの様に「棟梁」に奢って貰い、少し満足気分で黒谷に向かいます。

川端通り」を右に曲がり「春日上通り」。左側が吉田山まで京都大学に成ります。f:id:jotoyumekoi:20201217015924j:plain

 幕末、新撰組会津藩兵が駆け抜けた同じ道を黒谷に向かいます。

京町屋の眼鏡屋さんが有りました。
向いに京都大学が有りますので、昔は賑った事だと思いますがf:id:jotoyumekoi:20201217015935j:plain

京漬物「高新」聖護院かぶらの千枚漬で有名です。f:id:jotoyumekoi:20201217015944j:plain

旅館・「丸家」f:id:jotoyumekoi:20201217015954j:plain

 聖護院は旅館の多い地域でも有りまして、京都修学旅行の定宿も多い様です。

旅館・「さわや」f:id:jotoyumekoi:20201217020004j:plain

京町屋名物「鍾馗」さん。旅館「さわや」の鍾馗f:id:jotoyumekoi:20201217020013j:plain

聖護院と云えば、ヤハリ八つ橋。
本家八つ橋「西尾・本店」。こちらで「みかん味餡の生八つ橋」を購入。f:id:jotoyumekoi:20201217020023j:plain

「西尾・本店」の店内。文化年間・熊野詣の額が掲げられています。
「棟梁」とお茶のお接待を戴きました。f:id:jotoyumekoi:20201217020033j:plain

 「春日上通り」を挟み、斜め向い合せに営業されていますが、どちらも操業・元禄2年(1689年)と云う事の様です。

 元々聖護院門跡の森に有った街道沿いの茶店が始まりの様で、黒谷・金戒光明寺に葬られた箏の名手「八つ橋検校」を忍んで、引きも切らずに参拝をする弟子・縁者を相手に金戒光明寺参道にて、箏の形をした干菓子を「八つ橋」と名付けて、森の茶店で売り始めたのが始まりだそうです。

 最近では、粒あんを挟んだ「生八つ橋」の方が有名に成りましたが、生八つ橋の歴史はそれ程古くはなく、昭和41年(1966年)に昭和21年創業の「おたべ」(発売時社名・さか井屋、昭和44年に社名を「おたべ」に変更)が商品名を「おたべ」として売り出したのが始まりで、4年後の大阪万博ツアーの京都土産として爆発的に売れ、全国的に京都名物、京銘菓として有名に成った様です。

 私も何方かと云えば、「おたべ」の生八つ橋の方になじみが有り、「八つ橋」を初めて食べたのは生八つ橋の数年後だったと覚えています。

 処で、「八つ橋検校」の話もしたいですが、長く成るので又の機会に譲ります。

こちらも、有名な「聖護院八つ橋・総本店」
こちらでは、「胡麻味餡の生八つ橋」をお土産に買いました。f:id:jotoyumekoi:20201217020042j:plain

 聖護院門跡と須賀神社・交通神社にお参りお詣りした後「春日上通り」に戻ります。

観光案内にも載っていない寺院ですが、立派な釣鐘と前庭が見事です。 f:id:jotoyumekoi:20210101074846j:plain

前寺院の前庭。自然石を積み上げ、上から水が流れて来ます。f:id:jotoyumekoi:20210101074859j:plain

春日上通り」の道幅も狭くなり、正面に黒谷が望めます。f:id:jotoyumekoi:20210101074910j:plain

金戒光明寺参道の味噌屋さん。「公家味噌」関白近衛家一様院御用達だそうです。f:id:jotoyumekoi:20210101074918j:plain

黒谷・金戒光明寺の山門が見えてきました。f:id:jotoyumekoi:20210101074928j:plain