なにわの海の時空館・エントラス棟前に展示されてる 古代船「なみはや」。
古代船「なみはや」は、大阪市が大阪市市制100周年記念事業として大阪市教育委員会と(財)大阪市文化財協会との共同事業として「大阪市なみはや号プロジェクト」を企画、1988年大阪市平野区長原古墳群の「高廻2号墳」から出土した舟形埴輪 を元に実物大復元された木造船です。
1988年6月に進水した「なみはや」を駆って実際に大阪港から下関 壱岐 対馬を経て韓国・釜山 までの約700kmの実験航海が行われ、7月8日に大阪港天保山出航、8月11日に韓国の釜山港に入港しましたが、準構造船のため船体の安定が悪くなかなか進まず、人目が気に成らない夜間は支援船に曳航されての釜山到着と成り、航海実験自体は成功とは言えませんが、古代朝鮮半島との海上往来の検証自体は成功したと言えると思います。