明治十八年洪水碑(伊加賀切れ)

 1885年6月中旬から7月初頭にかけての大雨で2回に渡って淀川が決壊、 淀川流域では1802年の「点野切れ」以来とな る未曾有の大洪水、淀川堤防が約180mにわたって決壊した「伊加賀切れ」を経験、その決壊地点淀川左岸・枚方市伊加賀の淀川堤防上府道13号線沿いに建つ「明治十八年洪水碑」。

 通称「伊加賀切れ」と呼ばれるこの大水害は、茨田郡(現在の守口市門真市と、枚方市寝屋川市大東市等の一部)一円を水没させ、7月の洪水では寝屋川までも決壊、濁流は大阪市中にから寝屋川以南迄にも及び、この水害では2万6千戸以上が流出、約290人が亡くなったとされます。

 

f:id:jotoyumekoi:20210308041514j:plain

f:id:jotoyumekoi:20210308041525j:plain