ローマカトリック教会・カトリック玉造教会のクリスマスミサ、大阪カテドラル聖マリア大聖堂のクリスマスミサです。
カテドラルとはカトリックでは司教座聖堂、そのうえ玉造教会は大きな聖堂も備えていて「大阪カテドラル聖マリア大聖堂」とも呼ばれ、カトリック教会の大阪大司教区(大阪府 兵庫県 和歌山県)の中心となる教会です。
同じカテドラルで英国国教会系プロテスタントの日本聖公会・川口基督教会のクリスマス礼拝には幾度か行った事が有りますが、プロテスタントよりはクリスマス(降誕祭)を重要視するカトリックのクリスマスがどう違うのか知りたくて一度来て見たかったのですが、私の様な門外漢には違いはよく分かりませんでした。
新約聖書にはイエス・キリスト生誕日に付いての記述は無く、太陽神崇拝のミトラ教の冬至祭が変化した物だと伝わっていて、モミの木のデコレーション・ツリーなどは、ドルイド教の匂いも感じ、キリスト教の教義としてその重要度は「復活祭」に劣り、現在ではキリスト教の世俗的商業的なイベントと云っても間違いでは無い様です。
サンタがプレゼントを12月25日に持ってくるのは、アメリカから伝わったイギリス流クリスマスですし、赤い服に白髭のサンタはコカ・コーラ社の発案が定説、日本では横浜の明治屋で1886年日本初のクリスマスツリーが飾られたそうで、その12月7日はクリスマス・ツリーの日でも有るのだそうです。
そこに仏教徒が加わってもさほど問題無い様にも思いますが如何でしょうか。
大阪カテドラル聖マリア大聖堂。
クリスマスミサが始まります。
正面の十字架は、オーストリアの彫刻家・ルンガルチェ氏の木彫。
正面の大壁画は、故堂本印象画伯の筆に成るマリア像。右には聖歌隊。
司祭服の方がパウロ 高畠 政行 神父でしょうか。
左・高山右近、右・細川ガラシャの壁画も故堂本印象画伯。大変大きな聖堂です。
玄関のクリスマスツリー。
ベニス工房・羽淵紅州の作によるステンドグラス、イエス・キリストの生誕と洗礼。