KANSAIウオーク2013・大阪市内エリア『雪光山 円珠庵(鎌八幡)』

 産経新聞社主催「KANSAIウオーク2013・大阪市内エリア」で「鎌八幡・円珠庵」

 真田信繁大坂冬の陣が始まる前、この地にあった「鎌八幡」と呼ばれる榎の御神木に言い伝え通り「鎌八幡大菩薩」と唱えながら鎌を突き立てた祈った処大坂冬の陣に勝利し真田信繁はそのご神功に感じ祠を建て替えお祀りをしたと伝り、時は移り大坂の陣も終わり江戸時代になりこの地が真言宗の学僧「契沖阿闍梨」に寄進され榎のご神木と祠の脇に円珠庵を建立し、契沖は万葉集の注釈書とも言える「万葉代匠記」などを著し、また契沖はご神木鎌八幡を深く信仰し真言宗のご祈祷なども行ったことから「祈祷寺」とも呼ばれるように成ったと言われます。

 その後の太平洋戦争時大阪大空襲で被災、ご神木とも寺は全焼しましたがご神木も新たに目を出し現在では悪縁を絶つ「縁切り寺」として信仰を集めています。

 「契沖阿闍梨」の墓所のある境内は1922年大阪市で最初の国史跡に指定されていて摂津国八十八箇所第15番札所でもあります。

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境内は撮影出来ません。f:id:jotoyumekoi:20210702013930j:plain

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