大阪ブックフェスタ・岡本まちライブラリー植本祭 で「保久良神社」。
境内外に点在する多数の巨石磐座群、境内外地より石器時代、青銅器時代、弥生時代後期の弥生式土器や石斧、石剣など多種の遺物や、有名な物として約20cmの銅戈(重要文化財)が出土、祝部土器、玻璃性勾玉も発見されるなど古代より祭祀の場であったと考えられます。
祭神には大国主、須佐之男の名も有ることから神別氏族、物部氏との関係も伺えます。
延喜式神名帳に記載された神社、すなわち式内社と称しますが、延喜式などは支配者(大和王権)の都合のいいように記載され、同じ様に後世書き換えられてる可能性も考えられます。
「保久良神社」の様に古代から延々と続く古社などは、現地に尋ねそこに吹いてる風を受け自分の感性で古代を感じ取らなければダメなんです。
本来なら本当のご神体ではないかと思う「金鳥山」山頂まで登って見たいですが、急な斜面そこそこの速さで登って来たのでこのくらいが限界で、またの機会に尋ねて見たいと思います。
植本祭を終え保久良神社へ。
神生岩(かみなりいわ)。
立岩(たていわ)。
保久良神社・拝殿。
参道。
灘の一つ火・石灯篭より大阪湾を望みます。
灘の一つ火。
六甲山系にはこのような遺跡が他にもあり、古代大阪湾の周囲を取り囲んでいたようです。
神戸港。
大阪方面。
右端、山から突き出たビルはあべのハルカスの様です。
保久良神社・大鳥居。
何処も躑躅が満開。
海抜185mと在ります。
山を下ります。
途中、神戸港、沖に大阪湾フェニックスセンターが見えます。
神戸市では六甲山南麓に全長およそ45kmのハイキング道「山麓リボンの道」を設定しています。