太閤(背割)下水見学施設

 天満橋から旧熊野街道を南に中央大通を渡って少し、大阪市立南大江小学校西面旧熊野街道沿いに日本最古の現役下水道と言われる石積の下水溝「太閤(背割)下水」が地上から覗ける「太閤下水見学施設」が在ります。

 豊臣秀吉による大坂城築城の際(1583年)に原型が造られたと言われている石積の下水溝で、東西の横堀川に囲まれた大坂の城下町は、この太閤・背割下水に挟まれた約40間(72m)四方の一区画が基本となって城下町全体の町割りが形成されていました。

 この地下施設は現在も現役の下水溝として大阪市により維持管理されていて、6月~11月(夏季は除く)の期間、第2.4水曜日に施設見学会(要申し込み)が行われています。

 

熊野街道を南に、途中「太閤(背割)下水」。f:id:jotoyumekoi:20210601142533j:plain

大阪市立南大江小学校西側。f:id:jotoyumekoi:20210601142544j:plain

現在でも実際に使用されている太閤(背割)下水をのぞき窓から見学できます。f:id:jotoyumekoi:20210601142555j:plain

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熊野街道です。f:id:jotoyumekoi:20210601142616j:plain

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