大阪市立住まい情報センター主催「災害史からみる大阪」と題した3回連続講座の第1回「遺跡の地層にみる地盤災害史」。
講師は、考古学の(一般社法)大阪文化財協会の学芸員さんですが地質学が専門で、発掘調査の傍ら掘り下げた地層断面から調査対象時代の災害などによる地層の変化と、歴史上記録に残る地震などとの整合性を読み取って行きます。
戴いた資料に、畿内で記録に残る震度6以上の地震一覧表が載ってましたが、京都などに比べると大阪の災害の少なさが目立ちます。
因みに終了後、紹介された発掘調査個所で今でも見学出来る所は有りますかとお尋ねましたが、大阪市内建築工事機会での発掘調査の事で、すべて何らかの構造物の下だそうです。
それにしても、会場あちこちの咳払いが妙に気に成るセミナーでした。
1階、エレベーター前。
3階、この奥が会場。
丁度30分前で受付が始まったところ。
本日の配布資料。