滝川小学校の跡は滝川小学校の北に隣接する本日の目的地「与力役宅門」へ。
この武家屋敷風の建物は、江戸時代の大阪東町奉行配下の天満与力・中嶋家の役宅門である。
当時この付近一帯は天満・与力の役宅が軒を並べていたところであったが、現在はこの建物が唯一残存するものである。
大正末期に現在の位置に移築され、昭和になって茶室として改造されたが、老朽化に伴い、このたび改築されたものである。 (平成12年6月 造幣局)
以上が「与力役宅門」前の駒札に記載された説明文です。
与力役宅門。
この辺りには与力役宅が軒を並べ、その中には大塩平八郎の役宅も存在しました。
与力役宅門。
大坂東町奉行所天満与力・中島家役宅門と在ります。
茶室として使用されていたそうで、雰囲気は残っています。
反対側、同じく茶室っぽい作りです。
役宅門と造幣局厚生クラブの間に池が作られ、その横にガス灯が保存されています。
造幣局正面に置かれているガス灯とは違う様ですが、一対のガス灯?がさり気なく保存されています。
先程の「東北園」銘の石碑が与力門の向こうに見えます。
与力役宅門見学終了。
滝川小学校レンガ塀の裏、こんな感じの処にヒッソリと与力役宅門。