2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

グランサンクタス淀屋橋(旧大阪農工銀行・八木通商)

西面は三休橋筋に面し南は浮世小路に面して辰野金吾・片岡安建築事務所設計の長年地域の名建築として愛されてきた旧大阪農工銀行・八木通商が地上13階地下1階建ての分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋」にファザードを保全して建て替え中ですが、ちょう…

肥後橋『船町ビル』

大阪市営地下鉄四つ橋線・肥後橋駅から土佐堀通りを西に、「徐園」の楼門前を通り越した土佐堀通り沿い「船町ビル」。 1937年築 設計は森俊一、鉄筋コンクリート4階建てですが4階部分は増築された様で3階建て当時の写真が残っています。 正面2階から3階にア…

肥後橋『山内ビル』

大阪市営地下鉄四つ橋線・肥後橋駅を北に徒歩3分弱土佐堀川沿いの山内ビル「山内香法律特許事務所」1930年築 設計は今北乙吉、2000年に国の有形登録文化財に登録され、スパニッシュ風褐色タイル貼りの瀟洒な鉄筋工クリート4階建てのビルです。 設計者の今北…

大阪国技館跡 碑

江戸時代から明治期に掛けては江戸相撲と並び大阪相撲の最盛期で有って、1919年9月に東京両国の国技館に対抗して大阪市浪速区の新世界・ルナパーク南側に鉄筋コンクリート・煉瓦造、建築面積約2000平方メートル、ドーム式の大阪国技館が建設され大阪相撲協会…

堺筋ウォッチン

堺筋本町から長堀橋辺りを散策。 風蘭ビルディング(旧明治屋ビルディング)。1924年竣工、曽禰中條建築事務所の設計による、ネオ・ルネッサンス様式の建物、着工約1ヵ月後の関東大震災ため、急遽鉄材をアメリカ・ベスレヘムスチール製に変更したという逸話…

クリエイティブ・ツーリズム都島編

花村さんと陸奥さんの「クリエイティブ・ツーリズム 都島編」です。 ガイドブックにも載らない、時代を先取りするクリエイティブ拠点を巡るツーリズムという事で、参加されているメンバーもツアー企画など様々なシーンで色々な企画を組まれているクリエータ…

大阪あそ歩 2013 『西天下茶屋』

大阪あそ歩「西天下茶屋」です。 サブタイトルに、「感激!エンターテインメント・プレイス in 西天下茶屋 ~駄菓子と、地ソースと、大衆演劇「梅南座」と~」と在りまして、歴史のポイントを巡る「天下茶屋」、こどもの日特別企画・下町遊びの「西天下茶…

史跡・難波宮跡

空堀「おいスイーツ」の帰り、難波宮跡公園に立ち寄ります。 難波宮(なにわのみや)は、飛鳥時代・奈良時代の難波(現在の大阪市中央区)にあった古代宮殿。 日本書紀には記載が在る物の幻の宮とされて来ました。 1953年同所付近から鴟尾(しび)が発見され、…

高津原橋

長堀通に架かる安堂寺町から空掘を繋ぐ「高津原橋」。 江戸時代東西に開削された長堀川を埋め立てた末吉橋通に、1908年大阪市電の第二期線として西の九条から末吉橋まで大阪市電東西線が開通していましたが、1910年第三期線の大阪市電玉造線を末吉橋から上本…

榎木大明神

天満橋から熊野街道を南に、長堀通と交わる手前で道は路地の様に細く成り石段の途中に、榎ならぬ樹齢650年とも伝えられ楠木正成お手植えとも伝わる御神木の「槐(えんじゅ)」と「巳さん(白蛇)」をお祀りする「榎木大明神」。 戦時中の空襲では、この地で…

太閤(背割)下水見学施設

天満橋から旧熊野街道を南に中央大通を渡って少し、大阪市立南大江小学校西面旧熊野街道沿いに日本最古の現役下水道と言われる石積の下水溝「太閤(背割)下水」が地上から覗ける「太閤下水見学施設」が在ります。 豊臣秀吉による大坂城築城の際(1583年)に…

玉造名所『二軒茶屋・石橋 』旧跡

JR環状線玉造駅から長堀通を東へ50m位行った道路沿い「玉造名所『二軒茶屋・石橋 』旧跡」碑。 ここが明治中期まで「暗越奈良街道」の起点、「つるや」「ますや」という二軒の茶屋が有った事から「二軒茶屋」と呼ばれ、そばに流れていた猫間川に1711年幕府の…

三光神社・真田の抜け穴

住吉区でのとある説明会の帰り、天王寺区玉造本町の「三光神社」に立ち寄ります。 三光神社と云えば「真田の抜け穴」、1ヵ月前には桜花に彩られ艶やかな姿を見せていました真田山も若葉の季節と成り、爽やかな初夏の風を頬に感じます。 三光神社創建は、反正…

大阪城ファミリーフェスタ『大阪メチャハピー祭 in大阪城』

西成区西天下茶屋で、大阪あそ歩「お孫さんと愉しむ春の下町遊び」のサポーター終了後、大阪城天守閣前特設ステージでの「大阪メチャハピー祭 in大阪城」観覧。 ランキング参加中日本の城

大阪あそ歩 2013・まち遊び 『お孫さんと愉しむ春の下町遊び』

子供の日の特別企画、大阪あそ歩・まち遊び「お孫さんと愉しむ春の下町遊び」です。 「お子様、お孫さんと大阪の下町ぶらぶら、駄菓子屋さんや手作り紙芝居でいっしょにお遊び。「昔はこんな遊びを・・」と懐かしがったり、教えてみたり・・・。二人、三人と…

南海汐見橋線・汐見橋駅~西天下茶屋駅

南海汐見橋線・汐見橋駅~西天下茶屋駅です。 この南海汐見橋線は30分に1本の電車しかなく乗り遅れてしまうと何時まで経っても電車が来ない感が在りますが、大阪市内でこんなローカル線が存在するなんて知らず来てしまって約束時間に遅れそうです。 南海汐見…

五月五日 こどもの日の大阪城

今日はお昼過ぎから西成区西天下茶屋で、大阪あそ歩「お孫さんと愉しむ春の下町遊び」のサポータに入りますが、終了後に大阪城天守閣前の「大阪城ファミリーフェスタ・大阪メチャハピー祭 in大阪城」に城東区の子供たちの演舞出演が有り此処に戻って来るので…

古市古墳群巡り『玉手山公園』

石川河川敷公園での「道明寺合戦まつり」終了後は、国の登録有形文化財「玉手橋」から対岸の柏原市に渡り玉手山を登り玉手山公園からあべのハルカスを望みます。 玉手山公園には、1908年開業の西日本で最も古い遊園地、1998年5月31日廃業閉園に成った「玉手…

道明寺合戦まつり ~始まりの灯~『石川河川敷』

「大坂夏の陣」一連の道明寺合戦の内、午前中の大和川と石川の合流点南で戦われた「小松山の戦い」後、石川を伊達隊以下の徳川軍が渡河、真田隊以下の豊臣軍が道明寺村付近で迎え撃った「誉田の戦い」の再現を石川河川敷公園で行う様です。 石川河川敷公園。…

道明寺合戦まつり ~始まりの灯~『道明寺天満宮』

午前中の古市古墳群巡りを終了、12時過ぎ「道明寺天満宮」到着。 今回ツアーのメイン、石川河川敷で開催されます「道明寺合戦まつり~始まりの灯~」に向かいますが、少し時間が有るので「道明寺天満宮」散策。 「道明寺天満宮」は、菅原道真公の遠祖に当た…

古市古墳群巡り『蓮土山・道明寺』

仲津山古墳を一回りした後「蓮土山・道明寺」に立ち寄り。 菅原道真公の祖先にあたる土師氏の氏寺として594年に土師寺として創建、その後947年菅原道真公の号である「道明」を号し寺号を「道明寺」と改め、ご本尊は道真公自刻と伝わる十一面観音菩薩、真言宗…

古市古墳群巡り『鍋塚古墳』

仲津山古墳の後円部に近接し一辺50mの方墳「鍋塚古墳」。 濠を伴っていた可能性が推定され、円筒埴輪列や墳丘斜面に石を葺いた葺石があることが分かって居るそうでま、墳丘の表面では 家・衣蓋・盾・靫形などの形象埴輪の破片が見つかっていますが発掘調査が…

古市古墳群巡り『澤田八幡神社』

仲津山古墳から境内参道に近鉄南大阪線が横切っていて踏切が設けられてるので鉄道ファンの間では名の知られた「澤田八幡神社」。 近隣の3八幡社と同じく江戸時代初期に誉田八幡宮から勧請されたお社と伝えられ、御祭神は八幡神「品陀和気命(応神天皇)」、…

古市古墳群巡り『仲津山古墳(伝 仲姫皇后陵)』

宮内庁により「仲津山陵(なかつやまのみささぎ)」として第15代応神天皇皇后の仲姫命の陵に治定されている巨大な前方後円墳、古市古墳群では応神天皇陵(誉田御廟山古墳)に次ぐ大きさで墳丘長約290mに達し全国的にも第9番目の古墳です。 石棺が存在するこ…

古市古墳群巡り『古室山古墳』

赤面山古墳が保存されてる西名阪自動車道の高架下にをくぐり、仲津山古墳(伝 仲姫皇后陵)の手前に古市古墳群を構成する「古室山古墳」。 墳丘の長さは約150mの前方後円墳、葺石や各種埴輪類は確認され石室の構造物と思われる石版も残されていて竪穴式石槨…

古市古墳群巡り『赤面山古墳』

大鳥塚古墳の後円部に接するように位置する知る人ぞ知る有名古墳「赤面山古墳」。 高速道路高架下の小さな古墳として結構有名な古墳で、墳丘の一辺が15mの方墳と見られ、被葬者は隣接する大鳥塚古墳の被葬者との主従関係が存在したと考えられて居ます。 高速…

古市古墳群巡り『大鳥塚古墳』

古室山古墳の南側に連なる「大鳥塚古墳」。 古市古墳群(世界文化遺産)を構成する古墳の1つで墳丘の長さが約110mの前方後円墳、内部構造などは不明ですが石室などは存在せず粘土槨や木棺直葬と伝わり発掘された副葬品と伝わる鏡や刀剣類が残されていますが…

古市古墳群巡り『誉田御廟山古墳(伝 応神天皇陵)』

応神天皇陵・惠我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)として宮内庁が治定し管理している「誉田御廟山古墳」。 全長約425mと墳丘長では大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)に次ぐ大きさの前方後円墳、体積では日本最大です。 「アイセルシュラホール」見学の後…

古市古墳群巡り『アイセルシュラホール』

古市古墳群に向かう途中で「アイセルシュラホール」見学。 「アイセルシュラホール」と言うのは愛称で、正式名称は「藤井寺市立生涯学習センター」、藤井寺市内で発掘された出土品が多数展示されていて、展示内容は「倭の五王と巨大古墳」をテーマした古墳築…

古市古墳群巡り『藤井寺散策(藤本酒醸造)』

葛井寺から、藤井寺唯一の蔵元・藤本酒造の横を抜けて藤井寺市内を散策しながら考古学・歴史系博物館施設を併設した生涯学習センター「アイセルシュラホール」に向かいます。 道程碑。 藤井寺のまち並み。 藤本酒造。 両側、藤本酒造の建物です。 これも藤本…