博物館 美術館 展示会

臨時休館中の東洋陶磁美術館

中之島バラ園に立ち寄った後「大阪市立東洋陶磁美術館」。 丁度「特別展・黒田泰蔵」と「特集展・柿右衛門―Yumeuzurasセレクション」が開催中の臨時休館で、二つの展示会は 7月25日(日)までの期間なのであと一回位緊急事態宣言が延長に成っても残り開期は…

第135回 特集展示『大阪市の新指定文化財 -平成28年度から令和2年度まで-』

大阪歴史博物館の第134回目の特集展示「大阪市の新指定文化財 -平成28年度から令和2年度まで-」。 今回の特集展示では、「三木茂博士のメタセコイア化石標本」「大坂城跡本丸内出土の三葉葵文鬼瓦」「四天王寺英霊堂」「幕末大坂城湿板写真原板」「上方漫…

特別企画展『動物絵画はお家芸 -大坂・森派の絵描きたち-』

大阪歴史博物館の特別企画展「動物絵画はお家芸 -大坂・森派の絵描きたち-」です。 昨年2月に開催された特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も-」が新型コロナ禍のため3日間しか開館出来なかったのでその代参として再構成した特別企画展で…

第134回 特集展示『蒐集家・高島唯峰 -明治期考古学の遺産-』

大阪歴史博物館の第134回目の特集展示「蒐集家・高島唯峰 -明治期考古学の遺産-」です。 明治初期、日本の考古学はまだ未発達な時代に東京銀座で歯科医を開業していた高島多米治(号:唯峰)は、関東地方を中心に1万数千点に及ぶ採集活動を行った人物です。…

特別企画展『大阪の近代化と町(ちょう) -水帳(みずちょう)から公文書へ-』

大阪歴史博物館の特別企画展「大阪の近代化と町(ちょう) -水帳(みずちょう)から公文書へ-」最終日に閲覧。 「水帳」とは「検地帳」のことで明治初期から1950年代まで使われた「土地台帳」に変化し現在は「不動産登記簿」として整備されていて「水帳」の「…

PIAS GALLERY・CHRISTMAS FAIR

北区豊崎のピアスタワー1階ピアスギャラリーでの「CHRISTMAS FAIR」最終日です。 梅田エリアと言っても戦前からの長屋や古民家が立ち並ぶ豊崎地区に突然誕生した化粧品会社の高層タワー本社ビル、以前ギャラリーに行こうとして玄関まで行きましたが短パン・…

第133回 特集展示『大阪の灯火具』

大阪歴史博物館 第133回目の特集展示「大阪の灯火具」は、大阪市文化財協会・大阪市教育委員会による大阪市内の発掘調査で見つかった、奈良時代から江戸時代にかけての灯明皿や発火道具などの考古資料を大阪歴博所蔵の各種資料共々分かり易く展示されていま…

岩宮武二のまなざし(大阪府20世紀美術コレクション)

11月も半ばを過ぎ街はすっかり秋色模様、なのに今日は照り付ける日差しに汗ばむような小夏日和、大阪府立江之子島文化芸術創造センター通称「enoco」で29日まで開かれてる岩宮武二さんの生誕100年を記念した写真展「岩宮武二のまなざし」です。 岩宮武二さん…

企画展『景聴園×今昔館 描きひらく上方文化』

大阪くらしの今昔館では、京都市立芸大で絵を学んだ若手日本画家グループが2012年結成した「景聴園」に2017年作品制作を依頼、それ以来幾度か今昔館館内の見学などを重ね制作された作品と、彼らにインスピレーションを与えた今昔館館内の収蔵品を「描きひら…

新発見!なにわの考古学 2020『梅田墓』

「新発見!なにわの考古学2020」での「梅田墓」の展示資料。 1500体を超える埋葬人骨の発掘調査と云う事で、おそらく沢山のコンテナがバックヤードに積まれてそうなので、来年の資料展示に期待してます。 前の写真、埋葬 B1031 の副葬品。 前の写真、埋葬 B9…

新発見!なにわの考古学 2020

大阪歴史博物館で11月9日まで開催中の(一般財法)大阪市文化財協会と大阪市歴史博物館共催の「新発見!なにわの考古学2020」。 大阪市文化財協会が2019年度に行った大阪市内の遺跡発掘調査の成果出しの展示会で毎年秋頃開催されていて、今回は難波宮跡の暗渠…

サクラアートミュージアム・特別企画展『現代作家が描くクレパス画』

森ノ宮の「サクラアートミュージアム」で26日まで開催中の特別企画展「現代作家が描くクレパス画」です。 JR森ノ宮駅から玉造筋を少し南にサクラクレパス本社ビル1階に、1991年創業70周年記念事業の一環として開館した美術館で年に何回か開かれる企画展、そ…

【東洋陶磁美術館】特別展『天目 ー中国黒釉の美』 特集展『現代の天目 ー伝統と創造』

6月2日にようやく再開館された東洋陶磁美術館。 11月8日まで特別展「天目 ー中国黒釉の美」、特集展「現代の天目 ー伝統と創造」が開催中で、表はジリジリと照り付ける真夏の様な太陽が頭上高く、何となく付焼刃的展示展かななんて感じますが現代作家の作品…

押絵『西国三十三所観音霊験記』と生人形

本来なら3月2日まで開催の大阪歴史博物館・第128回 特集展示「押絵『西国三十三所観音霊験記』と生人形」、明日から新型コロナ閉館だそうで最終日に成った2月28日結構慌てて鑑賞。 明治期の生人形師・松本喜三郎の代表作「西国三十三所観音霊験記」の意匠を…

住まいの大阪学『災害史からみる大阪』第1回 遺跡の地層にみる地盤災害史

大阪市立住まい情報センター主催「災害史からみる大阪」と題した3回連続講座の第1回「遺跡の地層にみる地盤災害史」。 講師は、考古学の(一般社法)大阪文化財協会の学芸員さんですが地質学が専門で、発掘調査の傍ら掘り下げた地層断面から調査対象時代の災…

特別展『竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション-メトロポリタン美術館所蔵』

昨年5月、竹工芸で初めて人間国宝に認定された生野祥雲斎の生地大分県で始まった巡回展、メトロポリタン美術館に収蔵され日本の竹工芸「アビー・コレクション」として初めての里帰りだそうです。 昨年12月21日から始まった大阪市立東洋陶磁美術館の名品展で…

新発見! なにわの考古学2019

片町に来たついでに大阪歴史博物館「新発見! なにわの考古学2019」。 大阪歴史博物館の特集展示としては127回目に成り(一般財法)大阪市文化財協会が年度ごと定期的に開催してる発掘品の展示会で、平成30年度の出土資料約300点を発掘現場の写真パネルと共に…

特別展『勝矢コレクション刀装具受贈記念 決定版・刀装具鑑賞入門』

大阪歴史博物館の特別展「勝矢コレクション刀装具受贈記念 決定版・刀装具鑑賞入門」です。 刀装具とは、刀剣が入っている拵(こしらえ)に付属する部品すべてを指し、刀剣の拵は洋服と同じで時代背景や流行に合わせ変化して行き、それらは各分野工匠の高度…

日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展『フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン』

7月13日から大阪市立東洋陶磁美術館で開催されてる日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展、閉会の10月14日まであと数日と成ったのでやっと涼しく成った事も有り観賞して置くことにしましたが、館内は終了間際と有ってリピーターらしき人も多く結構…

みおつくしプロムナード『緑の賛歌』

工事中で通れなかった栴檀の木橋下を西へくぐり「野鳥水飲場」前を通り府立中之島図書館南、ケヤキ並木の続くみおつくしプロムナードの「緑の賛歌」。 彫刻家・本郷 新さんの作品で、特殊鋼商社・浅井産業の創業者・浅井鉞次郎さんが大阪市緑化運動の一つと…

五代友厚メモリアルウィーク

毎年、五代友厚の誕生日9月25日を挟んで産創館地下1階「大阪企業家ミュージアム」で一週間開催される「五代友厚メモリアルウィーク」。 期間中、五代友厚の誕生日25日は大阪企業家ミュージアムの入館料が無料に成り、企画展「企業家たちの珠玉の名言とゆかり…

大家家資料から読み解く『大大阪の衣と食』

7月24日から開催中の「大阪くらしの今昔館」企画展「大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち」関連の講演会イベント「大家家資料から読み解く 大大阪の衣と食」。 「北前船と大阪料理」松下久美子氏(寄贈者・STUDIO TREE主宰) 「女紋と大阪」近江晴子氏…

大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち ~北前船船主・大家家のファッション図鑑~

7月24日から開催中の大阪くらしの今昔館企画展「大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち ~北前船船主・大家家のファッション図鑑~」。 北前船主で明治から昭和にかけて汽船会社や鉱山などを経営し繁栄した大家家で祖母・母・娘へ引き継がれた大正・昭和…

大阪くらしの今昔館『なにわ町家の歳時記・夏祭りの飾り』

大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」9階のまちなみ展示では、大通りには高張り提灯が並び、町家には家紋を染め抜いた幔幕が掛けられ、通りには山車が置かれて夏祭り風景が再現されてます。 高張り提灯が並んだまち並み。 木戸にも高張り提灯…

御影郷・魚崎郷 酒蔵巡り『櫻正宗記念館 櫻宴』

白鶴酒造資料館から魚崎に戻り魚崎郷「櫻正宗記念館 櫻宴」。 「櫻政宗」と云うと数ある「政宗」酒銘の元祖、六代目当主・山邑太左衛門が西宮郷で灘酒の代名詞「宮水」を発見したとされ、明治に成ってからも「櫻正宗酵母」が日本醸造協会より「協会一号酵母」…

御影郷・魚崎郷 酒蔵巡り『白鶴酒造資料館』

菊正宗酒造記念館から本住吉神社御旅所に立ち寄り御影郷「白鶴酒造資料館」。 白鶴酒造資料館は、1969年3月まで本店壱号蔵として稼働してた酒蔵を酒造資料館として公開されて居て工場敷地内に有るので守衛室前を通って入館します。 展示アイテム数などは展示…

御影郷・魚崎郷 酒蔵巡り『菊正宗酒造記念館』

住吉川上流落合橋潜水橋から魚崎に戻る途中で谷崎潤一郎旧邸・倚松庵に立ち寄り、住吉川魚道視察集合地点の魚崎に戻った所で御影郷・魚崎郷酒蔵巡りに向かいますが、魚崎が解散地点なら良かったのにと思いながら御影郷の「菊正宗酒造記念館」に向かいます。 16…

谷崎潤一郎旧邸『倚松庵』

「住吉川現地視察」から魚崎に戻りますが、途中住吉川沿いの谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」に立ち寄ります。 2016年耐震改修工事でほぼ一年休館していて、2016年末より一般公開を再開、谷崎潤一郎が1936年から1943年まで居住し、細雪の舞台ともなった「倚松庵」、…

大阪くらしの今昔館

「大阪拘置所新営工事フェスタ」の帰り「大阪くらしの今昔館」へ。 中国もオフシーズンに成ってるのか外国からの観光客も少なく、12月の第2日曜日で日本人も少ない様で、今昔館としては17日から年明け2月22日までの企画展「見て、さわって、調べよう。昔のく…

長岡京・勝龍寺城公園

天神通りからJR長岡京駅線路沿いを南に行きますがなかなかガードに出会わず、JR東海道線を超えられず道が細く成って抜けたところでガードを超え、ちょうど勝龍寺城公園の北の道に出、勝龍寺公園北門から中へ。 勝龍寺城は、西国街道と鳥羽街道が交差する交通…