2022-01-01から1年間の記事一覧

【神戸ファッション美術館】特別展『もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展』

神戸ファッション美術館で開催されてる特別展「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」の開期終了日が後数日に成ったので海上都市「六甲アイランド」へ。 展示構成が、前半「ロバート・キャパによる戦争報道写真の傑作」、後半「有名人やアメリカでの…

【国立国会図書館関西館】第30回 関西館資料展示『巨大書庫には何がある?-関西館資料展示を振り返る-』

国立国会図書館関西館が京阪奈丘陵に2002年10月開館してから今年で20年に成りますが、2009年から定期開催を始めた関西館の資料展示も今回で30回を数えそれらを記念して資料展示で出展された約2500点の中から約180点を選んでの展示「巨大書庫には何がある?-…

ペントハウスの会展『SOLO+SOLO+SOLO』

大阪府立江之子島文化芸術創造センターで鑑賞した写真展と同時開催されてる絵画展のペントハウスの会展「SOLO+SOLO+SOLO」。 街中のビルの屋上、緑に囲まれた「ペントハウス」にアートな仲間が集い年一回開催される展覧会だそうです。 ジャンルを問わず油…

加藤ゆか・写真展『四畳半に花一輪』

YouTubeで見かけた女性写真家・加藤ゆかさんの作品展「四畳半に花一輪」が、大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開かれてるので鑑賞。 日本一周の旅(2020.7.13~2021.12.24)で見かけた日常のさり気ない風景を撮りだめた約400作品の中から68点の作品が…

江戸堀 川跡の碑

土佐堀通りを西に昭和橋の手前、土佐堀通り沿い角のマンションを南に入ったマンション植え込みに「江戸堀 川跡の碑」。 江戸堀は、摂津大坂藩10万石の藩主・松平忠明による大坂夏の陣後の戦後復興の一環として再開された掘割工事で1617年(元和3年)に開削、…

『木津川橋』碑

大阪市内川絡みの名所などに設置されてる案内碑。 錦絵の名所図会と組み合わされ、御影石製の風格有る案内碑で 「木津川」案内碑の錦絵は「浪花百景の内・川口新大橋」長谷川定信の作です。 木津川橋東詰め本町通沿い北側の歩道に隣接した空き地に設置されて…

大阪市役所江之子島庁舎跡

1888年に全国に施行された市政の内、東京市・京都市・大阪市の3つの市を1889年から市制特例を適用、推薦による市長は置かず府知事と府職員が市の職責を兼務し1889年大阪市が発足。 その後1898年市制特例が廃止され、府庁から大阪市が分離され最初の市庁舎・…

雑喉場橋之碑

本町通を西に新なにわ筋を超え少し西に行った辺りで北に向かいますが、この道は百間堀の川筋に成り百間堀の東岸鷺島は天満の青物市、堂島の米市とならぶ大坂三大市場の一つ雑喉場の魚市が1931年まで存在しました。 その鷺島・雑喉場と対岸の江之子島を結び百…

沖向地蔵尊

大阪メトロ・天六駅の東、都島通から旧葭原通を少し南に入った所に「沖向地蔵尊」。 由来書きに、 西暦645年大化の改新が行われ、都が難波長柄豊崎に移され、色々の改革が着々と進んでいた頃、行基菩薩 (668-749)は大阪の南から北にかけて七カ所の墓地を作り…

今昔館・特別展『商都大坂の豪商・加島屋 あきない町家くらし』

大阪くらし今昔館の特別展「商都大坂の豪商・加島屋 あきない町家くらし」です。 展示全体は以下の四章に纏められていて、 第一章 商都大坂の金融市場と加島屋 第二章 住まい再現ー加島屋本宅 第三章 数奇とその精華ー加島屋家宝 第四章 加島屋廣岡家の近代 …

第26回 NHKハート展

「NHKハート展」は、障碍のある人がつづった詩の展覧会。 「ともに生きる社会」の実現を目指して1994年より開催されていて、巡回展示されてる「NHKハート展」は、NHK大阪放送局 アトリウムでは9月19日(月・祝)まで展示。 この後10月21日(金)からはNHK…

ピースおおさか『刻の庭(ときのにわ)』

戦後60年にあたる2005年8月、ピースおおさか中庭に「刻の庭」と名付けられた「大阪空襲死没者を追悼し平和を祈念する場」が完成。 中央の慰霊塔には、お名前の判明し掲載許可を頂いた9143名(2022年3月31日)の大阪空襲戦没者名が刻まれています。 完成して…

西隆寺・塔跡

昨年の平城宮跡歴史公園での「ツバメの塒入り」観察の折、目印のみずほ銀行西大寺支店が移転していて気が付かず見落としていた「西隆寺・塔跡」の見学。 大和西大寺駅から矢田奈良線を少し東に行った所、三井住友信託銀行手前隣の移転した旧みずほ銀行横の通…

立命館大学『大阪いばらきキャンパス』

7年ぶりに「立命館大学・大阪いばらきキャンパス」に来てます。 ガーデニングエリア。 今日は此処のセミナーに参加します。 フューチャープラザ2階「ギャラリー R-AGORA」地域連携室前の茨木市のジオラマ。 「ギャラリー R-AGORA」片隅に置かれてる大阪いば…

7月26日は模擬原子爆弾『パンプキン』が大阪に投下された日

77年前の7月26日、テニアン島を飛び立った509混成群団のB29一機が大阪上空に侵入、午前9時26分一発の大型爆弾を投下、死者7名 重軽傷者73名 罹災者1645名 倒壊家屋多数の被害出したこの爆弾、当初は AN-M66 通称1トン(2000ポンド)爆弾と思われていましたが…

特別展『ピースおおさか収蔵品展 2022』

「ピースおおさか(大阪国際平和センター)」では、一連の特別展の中で2019年から前年度に寄贈された新収蔵資料を中心に収蔵品展が開催されてますが、この日は3か月会期「当時を伝える モノ言わぬ 語り部たち」の最終日、戻り梅雨の晴れ間、6月末の暑さが嘘…

ピースおおさか『大阪国際平和センター』

蝉の鳴く声が聞こえだすと何となく気に成る施設、通称「ピースおおさか」、正式名称は「大阪国際平和センター」という大阪市と大阪府の出資により1991年に開館した財団法人です。 サブテーマに「大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム」と有り、1944年12月から…

大阪歴博・第142回 特集展示『戦争と福祉・ボランティア -田中半治郎の遺品から-』

大阪歴博では、陸軍歩兵第八聯隊入営中日露戦争に従軍し、除隊後方面委員を務められた田中半治郎(1882~1930)さんと云う方の遺品を所蔵していて、今と成っては貴重な遺品の数々が展示されています。 方面委員と云うと現在の民生委員と対比されますが、方面…

大阪市中央公会堂『特別室』見学

大阪大学の「モダン中之島コレクション展」関連シンポジウム会場が、3階の中集会室なんで密かに期待してました隣の特別室見学。 特別室は貸し出されているので貸出予約が入っていれば当然見学出来ませんので、貸出優先なのかイベント告知には見学会の記載は…

『モダン中之島コレクション展』関連シンポジウム『歴史の可能性を可視化するー再現される大阪市中央公会堂コンペ案』

4月28日から池田市石橋の大阪大学総合学術博物館で開催中の第16回特別展「モダン中之島コレクション “大大阪” 時代の文化芸術発信センター」の関連シンポジウム「歴史の可能性を可視化するー再現される大阪市中央公会堂コンペ案」です。 関連シンポジウムと…

【大阪府公文書館】令和4年度上期企画展示『所蔵資料からみる 明治時代の大阪』

大阪府公文書館の所蔵資料による上期企画展示です。 テーマが「所蔵資料からみる 明治時代の大阪」と言う事で時節柄大阪万博に絡めてか「第5回内国勧業博覧会」関係の資料展示が中心に成ってますが、先日見掛けた館報「大阪あーかいぶず」で、昨年12月に尋ね…

今昔館・企画展『漆造形の旗手 栗本夏樹の世界』

新型コロナワクチン3回目から一か月弱、中和抗体価も高く成った処で、梅雨入り早々梅雨の晴れ間に、今昔館の企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」です。 作者の栗本夏樹さんは、京都市立芸大美術学部漆工専攻の教授だそうで、色々な素材を漆で仕上げた造形…

【大阪歴史博物館】第142回 特集展示『タイルとおおさか -日本における「タイル」名称統一100周年-』

大阪歴博142回目の特集展示は「タイルとおおさか」、今年は1922年4月12日に東京上野で開催された全国タイル業者大会で「タイル」という名称に統一された日から100年周年に成り、それを記念した展示会などが名古屋の窯業メーカーを中心に各地で開催されていて…

大阪歴博・特別展『~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!』

大阪歴博の特別展「~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!」です。 大半の展示品はネットでも公開されててDLも出来る物も多いのですが、江戸後期から明治の展示品は退色も控えめで全体に鮮明なので原作品に近いと思われ、やはり実物を見てみる価…

大坂城『焔硝蔵』

大阪城西の丸庭園の中にある「焔硝蔵」。 大阪城公園敷地内には今でも幾つか蔵が残されて居ますが、「焔硝蔵」は西の丸庭園内にあるので外見だけですが見学するにはここは有料に成ります。 江戸幕府が大阪城に大坂城代を置いた当時ほかにも何か所か「焔硝蔵…

京橋の不思議な塔

京橋コムズガーデン(京橋公園)南西角の向かい、表の焼肉屋さんの大きな看板で建物全体は良く解りませんが、屋上にレトロな塔が有ります。 昔から結構よく通ってる道なのに以前何の建物だったか記憶に有りませんが、不思議な建物だと思いながら何時も前を通…

桜宮小橋地蔵尊 京橋行者堂

何時もは前を素通りしてますが、常夜灯横の山茶花が目に付き始めてお詣り。 JR大阪城北詰駅近く大阪市立桜宮幼稚園の道を挟んだ西側、由緒謂れは良く存じませんが、常夜灯に「理源大師」と刻まれていて、空海の実弟・真雅(法光大師)に師事し醍醐寺を建立、…

第141回 特集展示『新収品お披露目展』

大阪歴史博物館の第141回特集展示は「新収品お披露目展」。 大阪歴博では開館以来の事業目的の一つとして、郷土大阪の歴史と文化を広く市民に紹介する為、毎年市民から資料の提供を受けて保管し、研究や展示等に活用を図っています。 今回の「新収品お披露目…

大梅田タイムトリップ展・2022

近く・・でも無いですけど来たついでに、扇町の北区民センターで開催された「大梅田タイムトリップ展」古写真展示の最終日です。 区役所、コミ協、活性化センター、以上北区3団体の主催ですが、 知り合いが運営されてる「住みよいまち&絆研究所」が企画実施…

特別企画展『大阪町めぐり・喜連』

大阪歴史博物館の特別企画展「大阪町めぐり・喜連」。 「喜連」は、近世の大坂では大坂三郷周辺に位置する独立した環濠村落として、古代以前から個性豊かな歴史を歩んできた地域で、「喜連」とは「万葉集」に現れる「伎人郷(くれひと)」に由来すると言われ…